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CX-3 マツダ ディーゼル車 SUV SKYACTIVE-D スカイアクティブ-D クリーンディーゼルエンジン [CX-3 マツダ ディーゼル車 SUV SKYA]


国内販売はガソリン車なし、ディーゼル車のみです。
ほかのメーカーとは一線を画した商品を投入し、我が道を行くマツダ。
2月末に発売した新型コンパクトSUV(スポーツ多目的車)「CX-3」でも、改めて”らしさ”を見せつけました。 
新車でディーゼル一本に振り切ったのは、1920年の創業以来、マツダとしても初めてです。
小飼雅道社長は2月27日の発表会で、「この商品の追加で、国内でのさらなるディーゼルエンジン車の普及を進めていきたい」と、強い意気込みを示しました。

【試乗インプレッション】マツダCX-3 XD TouringLpackage 2WD 走行動画編

-----以下、東洋経済オンライン 3月5日(木)6時0分配信 より引用-----
マツダ「CX-3」で仕掛ける大胆戦略

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「CX-3」を発表した小飼雅道社長。国内販売で思い切った戦略を打ち出した

国内販売はガソリン車なし、ディーゼル車のみ――。ほかのメーカーとは一線を画した商品を投入し、我が道を行くマツダ。2月末に発売した新型コンパクトSUV(スポーツ多目的車)「CX-3」でも、改めて”らしさ”を見せつけた。 新車でディーゼル一本に振り切ったのは、1920年の創業以来、マツダとしても初めてだ。小飼雅道社長は2月27日の発表会で、「この商品の追加で、国内でのさらなるディーゼルエンジン車の普及を進めていきたい」と、強い意気込みを示した。

■ 国内のディーゼル車でシェア6割

 思い切った決断を下したのは、自社のディーゼル車がすこぶる好調だからだろう。

 厳しい排出ガス規制をクリアした最新型のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIVE(スカイアクティブ)-D」を新型車に導入し始めたのは2012年から。ディーゼルとガソリンの両方で展開する車種で見ると、中型SUVの「CX-5」ではディーゼル比率が76%(2014年)、昨年9月に発売された新型「デミオ」では61%と軒並みガソリン車を上回っている。

 国内のディーゼル乗用車市場で、今や拡大のけん引役といえる存在だ。ディーゼル車は2011年に9000台弱だったが、マツダが新型エンジンで本腰を入れたことで、2014年は約8万台と市場は9倍に拡大。このうち6割をマツダ車が占めている。

 マツダが開発したクリーンディーゼルエンジンの特徴は、高い環境性能と経済性を両立した点にある。従来のディーゼルエンジンでは、燃焼で有害物質の窒素酸化物(NOx)や ススが生じるため、排気前に浄化装置が必要となり、その分車両価格が高くなったり、車両重量が重くなったりするという難点があった。

 これに対して、マツダは燃焼そのものをクリーンにする新技術を開発。高価な窒素酸化物の処理装置が不要になったうえ、従来のディーゼルエンジンよりも 20%も燃費が改善した。 CX-3ではさらに磨きをかけ、発進時やゆっくりとした加速時に車室内で聞こえやすい、ディーゼル車特有の「カラカラ」というノック音を大幅に低減する世界初の技術も採用している。

 燃費は最も良いグレードで軽油1リッタ―あたり25キロメートル。1.5リッターのエンジンのトルクは2.5リッターのガソリンエンジンを上回るほどの高い性能を持つ。国内では軽油はガソリンよりも15%ほど割安なため、走行性能と経済性の両面で消費者に訴える考えだ。

■ 日産が開拓、ホンダで拡大

 このクリーンディーゼルエンジンを搭載した新車は2012年以降、今回のCX-3で第5弾となる。国内市場が伸び悩む中、コンパクトSUVのセグメントは急ピッチで成長を遂げており、このセグメントで車種を持っていなかったマツダにとって、新車投入は大きな意味を持つ。

 マツダのCX-5が属する中型SUV市場は、2014年の国内販売台数が約16万台とほぼ前年並み。一方、コンパクトSUVは12万台強と前年から4倍以上に拡大しており、世界でもこのカテゴリーのさらなる拡大が期待されている。

 日本ではコンパクトSUVの歴史が非常に浅く、2010年に日産が発売した「ジューク」が現在の市場を創り出した。そして、ホンダが2013年に投入した「ヴェゼル」によって市場拡大に弾みがついた。2014年の販売台数のうち全体の約8割がヴェゼルと、独壇場ともいえる地位を築いている。

 ヴェゼルの人気はガソリン1リッターあたり27キロメートルという、低燃費のハイブリッド(HV)車を設定したところも大きい。2014年には月販目標の倍のペースで売れ、通年の販売は9万6000台と、ホンダの基幹車種の一角を占めるまでになった。同社によると、ヴェゼルは30代~50代のファミリー層を中心に支持を集めているという。

 こうした中、マツダが投入するCX-3の仕様には緻密な戦略も垣間見える。ジューク(特別仕様車を除く)やヴェゼルは車高がネックとなって、日本の一般的な機械式立体駐車場には入れることができない。一方、CX-3は車高を立体駐車場に対応させた1,550mmに抑えてある。この点は、都市部の潜在的な需要の掘り起こしを意識した車に仕上げたといえるだろう。

■  グローバルで15万台を計画

 CX-3はすべて広島の本社工場で生産し、年間販売目標はグローバルで15万台(国内は3万6000台)と、年間20万台のデミオに次ぐ車種に育てる考えだ。エンジンやトランスミッション、車台など、マツダが「スカイアクティブ」と呼ぶ技術を駆使し、燃費性能や走行性能を高めた新車は、全体の7割を占めるまで拡大しており、高成長が続く。2014年度にグローバルで140万台、現在進める「構造改革プラン」の最終年度となる2015年度には152万台の販売を目指している。

 マツダの商品展開の狙いは、確実に売れる車を作り、1車種あたりの販売台数を引き上げることで効率性を高め、次の成長につなげること。小飼社長も「台数成長を果たし、それ以降の安定台数を維持する上で、この車種をしっかりと育成していきたい」と話す。国内ではディーゼル車の”覇権拡大”を狙うCX-3。世界展開の成否は、会社全体の成長に直結するといっても過言ではない。

 (撮影:尾形文繁)

木皮 透庸
-----以上、東洋経済オンライン 3月5日(木)6時0分配信 より引用-----

がんばれ~!CX-3 マツダ!

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